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2019年9月11日 (水)

安部譲二さんのこと

 安部譲二さんが先月お亡くなりになったことを知らずにいた。もう1カ月以上前になる。日本にいればテレビや新聞の訃報に触れたのだろう。知るのが早かろうが遅かろうが、私にとっては深く重い訃報だ。知り合いではない。お会いしたことはない(たぶん)。けれど不思議なご縁はあった方だった。それも見事なまでに間接的なご縁なので、ファンの一人が「サインもらったことがあります」というより薄いつながりではある。けれど私だけが把握していること、なので、なんだか書いておかなければという気持ちに駆られてしまう。

 学生時代、麻布ロブロイというライブハウスに通い詰めていた。麻布ロブロイは伝説のライブハウス「青山ロブロイ」の後継店で、安部さんの元夫人・遠藤さんの店だった。当時はそんなことは知らなかった。たぶん安部さんはまだ塀の中の時代で、本も世に出ていなかったし。粋でいなせでアンニュイで謎めいた美人ママの遠藤さんは、女子大生にとっては近寄りがたかった。けれど私の半年先輩にして友人のCさんは遠藤さんと気が合い、懐に入り込んでいった。私にはそんな器量はなかったが、ロブロイとそこに集まるミュージシャンたちが大好きだった。

 女子大生がロブロイ通いに熱をあげていた頃、実は従姉が当時の安部夫人だったことを、のちになって知ってびっくり。従姉は安部さんとの結婚を親(私の伯父伯母)に反対され勘当状態だったので、彼女の消息は不明、となっていたのだ。遠藤さんはそんな前夫の若い後妻である従姉の面倒をよくみていたそうで、たぶん従姉も麻布ロブロイに出入りはしていたかもしれない。すれ違い、その一、だ。

 すれ違い、その一、ということは、その二もあるわけで。やがて女子大生は社会人になり、内幸町で花のOLの後、転職。瀬田のスポーツコネクションという、ハイソなスポーツクラブの事務職に就いた。そこに、京都のええとこボンボンが家を飛び出し六本木のカリスマ的黒服で鳴らした後にスポコネを立ち上げた伝説的スタッフの一人、というクセの強い営業部長がいた。お互いジャズが好きということで、その頃はもう閉店してなくなっていた麻布ロブロイに学生時代に通い詰めた話をしたら、ロブロイママの遠藤さんは京都生まれの営業部長のご近所さんで幼馴染だった。それで同時期に麻布ロブロイに通っていたことがわかり、お互いびっくり。ロブロイで居合わせた可能性もかなりあったので、すれ違い、その二。

 うん。安部さんというより ex wives とのつながりが、不思議な線でつながっている。
 遠藤さんお気に入りだったCさん、幼馴染の営業部長は、それぞれにお酒が好きで早世してしまった。
 安部譲二さんは、傍から見る限りは多彩に人生を謳歌されて先月、83歳で鬼籍に入られた。
 従姉とは帰国のたびに行き会っている。遠藤さんとは現在、フェイスブックでつながらせていただいている。従姉と遠藤さんに、遠くからひっそりと、心よりのお悔やみを申し上げます。

 

 

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